陶酔と響きの追求

私はバッハの音楽が好みだ

ロッシーニもサティもドホルザークも好きだ

でも

やはりバッハに戻って来てしまう

特に一日の仕事が終わりに近付いてくると無性に聞きたくなるのが

バッハのConcerto in D minor

その中でもグレングールド演奏のものが好きだ

【グレン・グールド演奏 J.S Bach ピアノ協奏曲第1番ニ短調】

私はクラッシックを深く語るほどに聞き込んだ訳でも無い

なので楽典を語ることも西洋音楽史を語ることも出来ない

ただ

理由無くグールドの演奏するこの曲が好きなだけだ

それでも何故?好きなのか?と問えば

私の整体の師匠である故 岡島瑞徳の存在が起因しているだろう

晩年の師匠 岡島はたまの休みにグールドのバッハを聞き込んでいた

会う度に

「山本君、グールドのバッハは良いよ・・・・」

と紫煙を燻らせては言っていた

師匠が言うならとCD屋に行って早速に買い求め聞いてみた

するとどうだろう

陰鬱でジメジメとしたそれでいて拘りの強い音がする

正直、最初は好きになれなかった

しかし、聞き込んでみると何とも言えない心地よさがある

近年のポジティブ思考の流行

それとは真逆のネガティブ音質(笑)

それが心地よく感じる・・・

人は何時も明るく振る舞う事を意識している

また

社会は人間の快活さや明るさを求めている

しかし

時に人は傷つき、苦しむもの

最終的には明るく空を仰ぎ見る必要があるだろう

でも、それが難しい時もある・・・

そんな時にグールドの陰鬱とした音は心地よい

仕事終わりの心身に深く染み込み

明日への活力へと変わる

とは言っても私にとって仕事が苦痛のわけでは無いのだが

仕事終わりの疲労感は爽快さが含まれている

その爽快な疲労感にとってこの音は心地よい・・・・

私にとってグールド演奏のバッハは飽きたことが無い

飽きるどころか何度も聞きたくなる

さて?私は陰鬱な存在なのだろうか(笑)

また、グールドの演奏はクラッシックと言うよりはJAZZやRockに近い氣がする

それも好きなポイントかも知れない

兎にも角にもバッハは私の欲しい音が何時もある

それが愛おしいと思う

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